ワンドでのクロ釣り
 照三丸の予約制の1級ポイント、ワンドでクロの釣果が上がる時は、
先ずシケている事(1.5〜2mの波高、北西もしくは北風。北東では
2.5mまで可能)コブにシケの為乗って無い事。シケの為リュウジンが
先端で釣りが出来ず湾奥で釣りをしている時。
 この条件がそろえば寒グロ、梅雨クロ、ヒラスにマダイ、期待大です。
リュウジンとの湾の中がサラシで真っ白になっている時がチャンス!
下げ潮では右角からの巻き込み、湾奥沈み瀬周辺。
上げ潮では、湾奥沈み瀬の左、潮が動かない(ゆっくりと動く)ポイントを
釣ります。棚は2ヒロから1本ちょっとまでで棚を探します。
ウキの大きさは2B前後。ベテランは棒ウキで1本前後を釣ります。
 条件がそろうことは1年を通じてあまりありませんが、週1程度で通って
いると必ずあります。
 平日に行ける人は天気図とにらめっこしながらキャンセル待ちで待ちま
しょう。
 2013年1月28日が風の凪ぐのを待って、10時からの釣りでした。
結果、1.6kを頭に12枚。シケで3日ぶりの釣行でした。
爆釣翌日は食いが渋くなります。
ハリスを落としたり、刺しアミで狙ったり、あの手この手で狙います。
 食い渋った時の2k前後のクロは1枚だけでも非常に嬉しいものです。
2kではなく5〜600g1枚は微妙ですね。せめて小さくても2〜3枚は欲し
いですよね。
 よく三ッ瀬にクロ!くろ!と釣りに来られますが冬場は三ッ瀬はあまりクロ
が釣れるポイントではありませんでした。
昭和50年前後、オキアミが釣り餌として登場した頃の三ッ瀬といえばヒラス
、マダイの大物狙いのポイントでヒラスが釣れない時、仕方なくクロを狙う、
そうゆう場所でした。クロ専門で狙う釣り人もいましたがクロを狙うなら中の
島から香焼の方面が釣れてました。(現在もそうです。)

 ワンドの釣れる場所を右の写真上にXで示しています。
初めての釣り人がワンドで釣りに来たとしましょう。まず釣れません。
撒き餌を撒くポイントを知らないからです。基本足元壁際、湾奥は少し沖目
に撒き餌を入れて狙ってみてください。
 水色のラインはクロライン。
ヒラスのシーズン、30年以上前の事ですが壁際竿1本手前ではクロ、それ
以上離れるとヒラスが当ったものです。
現在も基本足元を狙います。

  次回はワンド爆釣クロ編!クロの思い出3にて。