アジ子泳がせ釣り2

 朝1番、ポイントに渡ったらアジ子の海水の入れ替え。
1日で人によって違いますが30〜40匹持って行きます」。
大切な生き餌ですからこまめに海水を替えたりペットボトル
を凍らせた氷で温度を下げたり、ブク(ポンプ)を2つ付ける
のもアジ子が長く生きます。アジ子を活かすバッカンは石鯛
用の保冷力のあるのが大きいですしたくさん入ります。
 急いで道具を作り、とにかく急いで1投目を投入します。
前もって仕掛けを用意しておくと早くセット出来ます。(右図
参考)
 まだ暗い内の1投目には何か必ず当ってきます。
右図の様に針の下15センチ位の位置にイカ針を付けてお
くとミズイカも取れます。イカ針のハリスは3号位がいいでし
ょう。
 期待の1投目、ウキが入ったとします。道糸まで激しく出て
いく当りはヒラマサですから強引にやりとりします。
そうでない当りの時は竿を立ててミズイカか根魚の判断を
します。ミズイカの当りはクイ、クイっていった引き。ハタは
少しコツ、コツといった当りです。当りの違いは実践で覚えて
ください。
ミズイカだったらゆっくり竿の弾力で浮かせる感じ。
キジハタだったら(特に大型)2〜3回根に入ります。あわて
ず道糸をゆるめて待っているとキジハタは必ず出てきます。
アカハタは出てこない場合があります。
 Mさん(峰さん)が30分出てくるのを待って上げたキジハタ
は3k近い大物でした。
 アジ子の泳がせで可能であれば(他の釣り人の邪魔にな
らなければ)竿を2本出します。石鯛用ピトンを利用すると
便利です。
 
置き竿する際、絶対やっていけないのがスプールを開けずに
竿を離れる事。2度ほど竿が沖に向かって走っていくのを見て
ます。

 
何年か前(10年以上)のヒラマサの当り年、金が無くてハリ
スの種類をそろえられなくて、たまたま8号ハリスが出てきて
シーズン(9〜11月)を通して4号竿に道糸10号ハリス8号で
アジ子でやったら30本以上のヒラスを釣りあげられました。
今もアジ子の時は可能な限り太いハリスでやっています。食い
が渋い時はハリスより針を小さくしています。
 右図は最近のMさんの釣果。まじめにアジ子で釣ると半日で
バケツ1杯釣れますよ。(潮にもよります。)ちなみに写真はスジ
アラ。カイキョウでの釣果。
 2〜3年前にアジ子が4月まで残っていて、4月まで泳がせ釣り
をやったら、3kクラスのミズイカ、ヒラスズキ、ヒラメが釣れました
よ。年間通して泳がせやるのも大物狙いでいいかも。是非、釣戦
してみてください。

     
次回はマダイとヒラスの思い出。の予定。