ルアーとショアジギング

6月から11月までは石鯛釣り
12月から6月まではルアー
最近はまっているのはショアジギング
とりあえず最近2年くらいの写真公開します。
三ッ瀬を中心に軍艦、中の島、野母崎地磯での
釣果です。
 ルアー(ジグ)に興味を持ったのは今から15〜
16年前、1995年頃から。
とりあえず3号竿で40gのジグを投げてみました。
季節は7月。台風うねりのサラシの中から2kオー
バーのマダイが飛び出てきました。
まだジグもミノーもシンキングもフローティングもよ
くわからない、教えてくれる人もいない状態でした。
毎回、釣行の度に800円のジグを失くしていました。
で、本格的に竿とリールを用意してやりだしたのが
2007年、ゑびす丸のHPを作った年からです。
 軍艦島、中の島をルーアマンのメッカにしたいとの
馬場さんの依頼でホームぺージを作成していて自分
もやってみたくなったのがきかっけです。
 時代はPEライン、多種多様なジグ、ミノーの時代
へと変わっていました。
 最初のルアーの道具はポイントの初売りで買った
5000円の福袋。
この道具で1投目にマルスズキが当っていきなりサ
ヨウナラ!(バラシ!)
で、時化た1月の野母崎を3日で新品の磯靴が無くな
るほど、歩いても、歩いても、ノーバイト!(当りなし)
で、軍艦島取材の名目(ナギの日)で学校前、小丸2
号前で当ってきたのが3kのマダイ。ヒラスズキも2回
バイトしてきましたが針掛りにはいたりませんでした。
 「シケたらヒラスズキが食ってくるよ!」との馬場さん
の言葉を信じて3日後に再挑戦!
ルアーはダイワのサーベルハンター(リップがでかい
やつ)でマダイ、ヒラスズキ、チヌの入れ食いに遭遇し
ます。
 
最初の大漁!
確か2007年の2月。その日は出港するまで比較的
ナギでした。途中、軍艦島が近くなると北西の風が強く
なり上物狙いの客が嫌な顔をしています。
その中でぼくだけがニコニコ嬉しそうにしていました。
ルアーには好条件だからです。学校前階段から軍艦
に上陸して病院上からサーベルハンターを投げてルアー
は見ずに前を見て引きながら歩きます。
病院前からメガネにかけて引いて歩いていると突然、竿
を持った右腕が引きこまれそうに引っ張られます。
当りです。ヒラスズキです。が次の瞬間無念の針外れ。
気を取り直してメガネから映画館上にかけてルアーを引
いて歩きます。するとまた当り!3k弱のマダイ。たて続
けに3kヒラスズキ3本、いちいち活かしている暇がない
入れ食い状態!釣ったらすぐに絞めて堤防の淵に置い
ていきます。最終的にヒラスズキ4本、マダイ3枚、チヌ5
枚。バラシ多数!納竿間際に魚を集めてまわるんですが、
重いのなんのって!バッカンに入らない魚はえらからひ
もを通してなんとか運びました.。
 
それからとゆうものルアーにすっかり魅せられて海が
シケたらワクワクする日々です。
その釣れる魚の大きさとナブラに遭遇した時の型と数。
上物のエサ釣りではまずありえない型と数です。
 時化た海での釣行ですから危険も隣り合わせです。
事実、波に流された事が2回あります。
 写真ではウェットスーツを着ていますが、決して泳ぐ為
ではありません。濡れても大丈夫なのと、転んだりしても
ケガをしない為です。
 ヒラスズキよりも大型マダイを狙っていますが、毎年、5
k前後のヒラスズキと5kオバーのマダイを何枚か上げて
いますよ。

三ッ瀬でのルアーとジギング
 1年を通じて青物、マダイ、ハタ、エギングでのミズイカ等
魚種、型共に出ます。
が、叩くポイントが少ない。シケたら船が出ない。欠点が
あります。
 2月から6月まで大型ブリヒラマサ、マダイ、ヒラスズキが
特に有望です。
 2012年春に3〜5kブリを40本以上1日で上げた事があ
ります。
 ベイトが磯に追われてきたらチャンス!
朝一番、カモメがいるかどうか?カモメが群れて子魚を拾っ
ていたらチャンス!
 上物狙いで朝3投だけでもルアーかジグを投げてみませ
んか?思わぬ大物が竿を引きずっていくかもしれませんよ。
 2013年2月からのブリは5kで小型。10k前後はあるや
つに6回飛ばされています。
 次回こそは!と毎回意気込んでいます。


2013年4月11日
 朝6時に省ちゃんからの電話で起こされます。
「野母の新港に鳥がいっぱいおるぞ!ブリからエタリイワシ
が港の中まで追われよるぞ!」
 飛び起きて野母まで車で飛ばして新港(病院前)に着きま
す。空にはたくさんのカモメやトンビ!ナブラ!ブリナブラで
す。
急いでベストを着こみ、竿と買ったばかりのソルティガ500
0Hに60gの激投エアロをセットして外堤防の大きなテトラ
から狙います。
 気持ちがあせって磯靴を履かずに運動靴でした。
テトラからテトラへ飛び移っていたときズルッ〜!
「しまった!」次の瞬間、後ろ向きにテトラの隙間に落ちてい
きます。
 ものすごく長く感じた数秒です。

後ろ向きで落ちた為、「後頭部から落ちたらどうしよう!
どうやって救急車を呼ぼうか!」など、いろいろたくさん
考えながら、気付いたらテトラの隙間の海に浮いていまし
た。
「ポイントの安物のゲームベストでもよく浮くな。」
とりあえず浮きながら考えた事です。
必死にテトラポット(大型)をよじのぼり、ケガの確認をしま
す。後ろ向きで落ちたのになぜか額にキズがあります。
とりあえず骨折等、大きなケガはなさそうです。
「買ったばかりのソルティガ5000Hがない!」
 テトラポットの上から探します。が見当たらない!
自分が落ちた場所さえわからない。
するとPEラインがテトラの隙間に見えます。
「こいつをたどっていけば竿とリールがあるはず。」
さっき這い上がったテトラを今度は降りて探します。
完全水没、ですが見つかりました。
僕のオデコ以上にキズが付きました。
翌日、絶好のシケ!風の音に目を覚まし起き上がろうと
しますが起き上がれない。翌々日、なんとか起き上がれ
るが体のあちこちが痛い。
3日目、完全に釣りに行く事をあきらめる。
 釣りで一番大事な「闘志と執念」が木っ端みじんに無く
なってしまいました。10kのブリを夢見て購入したソルティ
ガも手放すくらいくじけてしまっています。
 6月のイシダイまでしばらく釣りを控えます。
週4〜5回を週1回程度に。
 とにかく大事に至らなくてよかったです。

  とりあえず今回はおわり。